地獄に消えた男 千仏鍾乳洞レポート
みなさん、こんばんは!
今日もかなりのやらかしをしてしまった、どうも、いもゆりです。
少しだけご紹介。
1つ目。
昨日、塾から懇談会の日を決める電話があり、水曜日を希望したら先方が都合悪く、金曜日の14時になったのに、何の迷いもなく、本日14時に雨の中、のこのこ行ってきました。
扉を開けた瞬間思い出し、
「間違えましたーーーーー! 金曜日に出直します。」
昨日のことが、もうわからない。
2つ目。
子供たちをスイミングに連れていき、駐車料代は、スイミングの受付の機械を通したら、無料になるのに、その処理をし忘れ、出庫のゲートで気づくも時すでに遅し!!後続車がずらり。
「バックさせてくださいー!!」とも言えず、泣く泣く400円支払いました。
あぁ、明日は何が起こるのか、ドキドキの毎日です。笑
さてさて、こちらは、福岡県北九州市小倉にある、千仏鍾乳洞。
「ここの鍾乳洞、途中から川があって、足を水につけないと進めないところなの。サバイバル大好きないもゆりファミリーに絶対おすすめ!」
と友達に勧めてもらい、行ってきましたが、なんともスリリングで摩訶不思議、川口探検隊(古いっ)になった気分で、めちゃめちゃ楽しめました。
千仏鍾乳洞
地図
営業時間
平日 9時から17時まで。
土日 9時から18時まで。
訪れる前に確認したこと。
この日は、一日雨だったので、雨でも楽しめるところなのか、確認したところ、問題ないとのことでした。
ただ、駐車場から鍾乳洞まで、急な階段を昇り降りしなくてはならないので、お気をつけなすって!とのことでした。
鍾乳洞は往復20分から30分要するので、閉まる30分前までには来ないと間に合わない、とも教えていただきました。
鍾乳洞自体の気温は年間通して気温は16度位らしく、夏は涼しく、冬はあったかい快適な鍾乳洞ライフが過ごせそうです。
さぁ、到着の駐車場でまず、やらかしてしまったのが、前日のBBQで使った、ヨシダのグルメのたれ。
車内が夜逃げ状態の荷物がパンパンで、足元にしか置く場所がなく、気をつけてたんですが、降りるときに、グルメのたれを倒してしまい、車内にドボドボドボドボ、外にもちょびっとこぼしてしまいました!泣 なかなか無い失敗。
気を取り直して、向かうは鍾乳洞の入り口玄関。
電話で聞いてたけど、そこに行くまでが、本当、急な下り道で大変だった。雨降りも影響して、登りの方では貸し出されてる杖をついてる方も見かけました。
千仏鍾乳洞のマップを見てると、全長1,200mのうち、照明があるのが900mまで。それより先の300mは進んでもいいのかを確認。
基本は900m時点で引き返すようになってますが、あとは自己責任とのことでした。
どんなところなんだろう。さぁ、わくわくの始まりです。
うぉーーーーー。いきなり、巨乳ちゃんがお出迎えしてくれました。立派なものをお持ちでうらやましい。
洞窟、洞穴、作られた世界ではなく、自然の力でできたこの空間に、興味津々。四方八方から飛び出す突起物を観賞しながら、どんどん先に進む。
「奥の細道」超えると川が流れだす。
友達が、昔、こちらで、トイレのスリッパみたいなのを借りて川に入ったと言っていたので、ウォーターシューズは最初から履いて行きました。
「つめたーーーい。」
ひゃっとなったけど、すぐに慣れた。無色透明のお水が綺麗なこと。とても気持ち良い。
じゃばじゃば歩いていくと、道がどんどん細くなっていく。
さすがは、奥の細道だ。この景色、どっかでみたことあるような。
なんだったっけ? なんだったけ? 思い出すこと数分。
あーーーーーわかった!! 胃カメラ検査した時に見た、
胃腸にそっくりだーーーー!!! あーーすっきりした。
今、どのあたりかな、小腸あたりかな? ごつごつした突起物をかわしつつ、足元を気にしながら、何回か滑りそうになりながら、進んでいくと、目の前に見えるは、
「初音乳」
また、違うタイプの乳を拝ませてもらい、さらに進むと、「あと50メートルで電気照明が終わります」のお知らせ。
そこからも続く細道を行くと、
「電気照明はここまで。引き返してください。」
ここで引き返すのね!記念写真を1枚パシャッ。
そこに、若いカップルさんがやってきた。まだ先に行きたそうだったけど、我が家に遠慮してる感じがしたので、
「どうされます? 自己責任らしいですね。」
と声をかけると、
「自己責任いきませんか? 」とのお誘い。
我が家は子どもに無茶はさせられないので、後は旦那君に任せた。
そこからは、電気がないので、iPhoneのライトを照らしながら進むとお札がはってある場所を発見したらしい。
そして、「地獄トンネル」まできました。
この地獄トンネル、水が深く、潜らないと進めない場所のようで、ここで断念、カップルとともに戻ってきました。
「さすが地獄トンネルって名前だけありますなぁ、ははははは。」
と談笑してたら、ヘッドライトをつけ、眉間にしわを寄せた、本気度100パーセントの男性がばしゃばしゃとやってきた。
そして、迷うことなく、照明が切れた先へと、進んでいく。スマホも防水ケースに入れてある。
こりゃ、行くな。
その男性のヘッドライトがチラチラまばらに光り、そして、そして、消えて、足音も聞こえなくなった。
潜ったのか……。しばらく待ってみけど、帰ってこない。
「あの男の人は、どこに行ったんだーーーー。」
独り言をつぶやいたら、すかさず娘が、
「地獄でしょ。」
「え? なんで? 」
ぽかんとした私に、
「だって、地獄トンネルくぐったんでしょ。地獄トンネルの先は、地獄じゃん!」
なるほどーーーー。そうだ、その先は地獄だーーーー。
私たちは、そのまま、また、来た道へ引き返し、無事に鍾乳洞から出ることができた。
出てから、洞内断面図で確認したけど、その地獄は、第一の滝、第二の滝、第三の滝まであるんだ! 大丈夫かな、あの人。
入り口にある、千仏茶屋で飲み食いして、名物カルストまんじゅうをほおばっていたら、例の男が全身どぼっどぼで通り過ぎました。
「あっ! 地獄に消えた男。」
よかった、ご無事で。
千仏鍾乳洞に照明がなくなる地点まで行く予定の方。
水に濡れてよい靴と手拭きタオルをご用意。
地獄トンネルくぐり、地獄の果てまで行く人。
着替え一式、防水ケース、ライト、ご用意。
自己責任で、地獄に堕ちてくださいね!!
また、訪れたいお楽しみ100点満点の楽しい鍾乳洞でした!!