那覇での一泊はキッチンホステルアオさんで。
那覇で一泊した時の面白い体験をご報告させていただきます。
我が家は、豪華な宿に泊まったことは数えるくらいしかないです。
以前、ゴールデンウィークに、別府のホテルに宿泊しましたら、家族4人でゴールデンウィーク料金一泊9万円でした。我が家の身の丈に合わぬ大出費!!
この時は、清水の舞台から飛び降りました!!!
初日の1泊だけ、その豪華ホテルでチェックインからチェックアウトまで、ずっとホテル内で優雅なひと時を送り、残りの5泊はオール車中泊でした。
「一泊9万円するとこ泊まる人が残り全部車中泊って。」
と友達に笑われましたが、そらもう予算がありません。
その極端なことで、また旅が楽しくなるんですよね。
家族からは、車中泊3日目くらから、布団で寝かせろーーーー!!
と大ブーイングでしたが。笑
今回の那覇での一泊は、一番の条件としてお値段がお財布にやさしいところを探しました。
たまたま、エクスペディアさんのサイトで宿泊料半額セールをしていたホテルに目がとまり、詳しく調べずに即予約しました。
THE KITCHEN HOSTEL AO(ザ・キッチン・ホステル・アオ)
その名は、THE KITCHEN HOSTEL AO さん。
キッチン?ホステル?どんなところだろう。
実際訪れてから色々面白い、初めての体験ができました。
地図
THE KITCHEN HOSTEL AO
〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地1丁目4-1
駐車場情報
ホテルに駐車場はなく、場所は国際通り近くに位置している便利な場所だったので、レンタカーを近くのパーキングへ。こちらのパーキングは祝日料金も上限設定があり、1,800円でした。
NPC24Hリウボウくもじ駐車場
〒900-0021 沖縄県那覇市泉崎1丁目10−16
我が家はこちらの駐車場にお世話になりました。
そこからのチェックイン。
外観はお洒落なカフェのようで、中に入ると、可愛らしくてにこやかな店員さんが、受付をしてくださいました。名前にキッチンが付く通り、夕方から1階が居酒屋さんになるようです。
ホステルのシステム
その場で、アイパッドが登場して、そこのホテルのシステム、注意事項等の説明を受ける。近代的だなぁ。無駄がないですね。ただ、説明を聞き逃さないように注意です。
注意事項の説明時に、
「ドミトリーでの通話は禁止となっており、通話の際は、廊下または、ロッカールームでお願いします」と言われ、無知ないもゆりは、ドミトリーってなんだろ?なんだろ?となりました。
後で調べようか。いや、今、お姉さんに聞こう。
「すみません、ドミトリーって何ですか?」
「お部屋のことです。」
「あ、そうなんですね。有難うございます。」
と言うたものの。ちょっと待って!
お部屋で電話でしゃべれないってどうゆうことですかい?
恐る恐る、
「部屋で通話ができないとはなぜでしょうか?」
と質問。
「完全防音ではありませんので。」
との答えが返ってきた。
そうなんだ、これは、えらいこっちゃ!
小さい子供がいる我が家、しゃべり声等で、他のお客さんの迷惑をかけたらどうしよう。こりゃ、夜遅くまで、出歩いて子供を外で寝かせてから担いで帰るしかないかな。
なんて、色々心配したけれど、心配無用でした。
ドミトリーでの通話は禁止。
ここはホステルなので、共用スペースに2段ベッドがずらりとある大部屋があり、ドミトリーとは、そこの方たちの共有のお部屋のことだったんですね。
そんな大広間の方には、大きなスーツケースを転がした、若い女性や男性、海外の方がたくさんいらっしゃいました。
我が家は完全防音ではないそうですが、一応個室部屋なので、ドミトリーと離れた場所にあり、音のことは、全然気になりませんでした。
すごい、すごい。今って、こんなホステルが流行ってるんだなぁ。
初めて体験したルール
入り口のセキュリティ
階段を上ると2階に宿泊施設があるんですが、男性と女性と入り口が完全に2つに分かれています。その扉を開けるときには4桁の数字を入力しなければなりません。その数字は毎日変わるそうです。
我が家の個室は男性側の部屋だったので、男性が使用する4桁の数字を教えてもらいました。男性側は一応
女性も利用できるので、MIXROOMとの名前でした。
シャワー、洗面、トイレ
シャワー、洗面、トイレは共同。男性側にも女性専用のトイレ1つはあるけれど、シャワー等、男性側での使用に抵抗があるなら、女性側を利用しても良いとのことで、女性側の番号も教えてもらいました。
ちょっとシャワーは、あまり気にしない私でも抵抗があり、男の方をびっくりさせても申し訳ないので女性側にお邪魔しようと思いました。
ロッカールーム
ロッカールームキー4本と部屋の鍵の合計5本の鍵を預かり、それを失くしてしまわないかもどきどきでした。
ロッカーの中にバスタオルとスリッパが入っています。
個室部屋ROOM1
早速、個室部屋に入ってみました。
おぉ!! 二階建てベッドが目に飛び込んできました。
これは子どもたち、大喜び。
息子なんか、大ハッスルで、ベッドのカーテンの隙間から、ひょっこりはんするくらいおおはしゃぎ。久しぶりにひょっこりはん、見ました。
シャワールーム
さぁ、次は、シャワールームに行ってみよう。
女性側の暗証番号で中に入ると、一人ずつ身支度ができる洗面台がずらり。
シャワールームもずらり。まだ、誰もいないので、好きなところ選んで入りました。シャワールームには、シャンプー、コンディショナー、ボディシャンプーが備え付けてられました。
共同が苦手な方には不向きかもしれませんが、新しいホステルで、綺麗で清潔だったので、気持ちよく使用できました。
セキュリティ番号をお忘れなく
そして、男性側に戻る時の暗証番号を忘れてしまい、受付に聞きにいく、これが面倒でした。写真を撮っといたので、携帯電話を持参すればよかったのに、4桁を語呂合わせで覚えたので大丈夫! と出て行ったけど、案の定、すぐに忘れてしまいました。
アメニティ
階段横に並べてあり、1人1種類につき1個ずつ使用できるんですが、ウォッシュタオルや日焼け止めジェルなんかもあり充実していました。
はじめてのホステル宿泊で色々となれないこともありましたが、こんなハイシーズン(8月)に家族4人で12,800円で宿泊させてもらえて、本当にありがたかったです。
シャワーを済ませ、歩いてぶらぶら国際通り探検、このホステルを拠点に楽しく那覇の夜を過ごせました。
朝ごはん
翌朝、朝ごはんがついてるとのことで、1階へ。
全くシステムが分からないまま、とりあえず、あるものをお皿によそいました。ごはん、味噌汁、魚、切り干し大根、サラダ。今日は、ご飯の日らしく、パンはないとの事でした。
ドリンク類は、リンゴやオレンジジュース、さんぴん茶などが、2リットルのペットボトルのまま、どーんと置かれてました。
コーヒーあります!
あぁ、飲み物はここから入れるんだな。その横にあるのは、コーヒーかな?と近づくと、お湯のポットでした。近くにティーバッグでもあるのかな?と探しても見つからない。
そもそもホット用のコップも見当たらない。
お姉さんに、さっき、パンはありますか?と質問したばかりだし、コーヒーありますか?もきき聞きずらいなぁ。
コーヒーあるのが当たり前のように思っていたけれど、この宿泊料では、コーヒーサービスはないのかも知れない。まわりも誰も飲んでいない。
そうか、コーヒーないのか。
無いと思うと、もう、飲みたくて飲みたくてたまらなくなる。
モーニングコーヒーが飲みたい!!
聞くだけ聞いてみよう。あわびの時みたいにあるかもしれない。
勇気を出し、
「あのーー。ホットコーヒーは無いんでしょうか?」
「ありますよ。いくつ要りますか?」
とニッコリ笑顔のお姉さん。
「2つお願いします。」
めっちゃ拍子抜け。あったんだーーーーー。聞いて良かった!!
すると、お姉さん、今度は、機械にコーヒー豆を入れて豆を挽くところから始まった。
あれ? また、本格的な。何なら素敵なカップとソーサーも出てきた。
今度は、別の心配事が出てきましたわ。
「これ、有料かもしれない。」
もう、有料であっても、有り難く頂こう! と決めて待つこと数分。
ドッキドキのコーヒーが2つ運ばれてきました。
結果。無料でした!! 嬉しい。
うちに運ばれたコーヒーを見てまわりの人たちもコーヒーを頼みだしました。
みんな、同じ思いだったんだろなぁ。そら、朝からコーヒー飲みたいよね!!
感想
そんなこんなの初ホステル体験。
家族連れで泊まるのはどうかなぁと思うところはありますが、一人旅、二人旅、友達同士のグループ旅なんかには、もってこいだと思いました。
オープンでチャレンジャーな家族連れなら、楽しめると思います。
那覇でホステルを探されてる方がいらっしゃったら、是非、利用してみてください。